【日本へ一時帰国】石川・金沢のデザインホテル、香林居(こうりんきょ)~karchで朝食編~【金沢グルメ】
日本への一時帰国振り返り、金沢編はこれがラスト!
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最終日、元ギャラリーのビルを改装したデザインホテル、香林居(こうりんきょ)に宿泊していた私たち。
パブリックスペース編はこちら。
客室編はこちら。
前日も深夜までさんざん飲んで、さらにホテルのお部屋でハイボール片手に友だちと話し込み…ふたりとも寝たのは2〜3時くらい。
朝は少しだけゆっくり起きて、ホテルの地下にあるレストラン、karchで朝食をいただきました。
ここは台湾料理レストラン 四知堂 kanazawa(スーチータン カナザワ)がプロデュースするお店。
コース仕立ての食事を味わえるということで、とても楽しみにしていました。
ちなみに朝ごはんは宿泊客のみですが、ランチタイムは予約すれば誰でも同じコースをいただくことができるそうです。
店内は、大きなテーブルがひとつある部屋と奥のテーブル席が並ぶ部屋に分かれています。
さらに地下のほうには、今はまだ使われていないというバースペースが。
小さなカウンターのみですが、とても素敵な雰囲気。
いつか私もここでワインイベントなど開催してみたいな、と密かに思っています…♡
さて、席についてメニューをチェック。
朝餐(ちょうさん)、という文字の下には料理内容がくわしく記されています。
朝ごはんは、豆乳(『中谷とうふ』のてづくり豆乳)からスタート。
台湾では朝ごはんのときに豆乳を飲むことが多く、砂糖のあるなしや温度を選んで購入することができます。
私も台湾に引っ越してから豆乳を飲む機会が増えましたが、日本のお豆腐屋さんの豆乳はやわらかく繊細な味わいで、また違ったおいしさです。
メインの選べる薬膳粥。私がチョイスしたのは、黒米の入った薬膳鶏粥です。
ナツメやクコの実、松の実、ごまなど薬膳の世界で身体によいとされる食材がふんだんに使われており、あっさり&ヘルシー!
友だちが選んだのは、干し貝柱の豆漿粥(とうじゃんがゆ)。
少し味見をさせてもらいましたが、桜えびのだしが効いていてクリーミーな口あたりでした。
こだわり食材ばかりでそろえた薬味類。
香菜、揚げ春巻きの皮、台湾紅茶の茶葉卵、『大野醤油』の大根山椒漬、『佃の佃煮』の小魚・松の実、『上野豆腐店』の堅豆腐味噌漬…。
トッピングとしてお粥に入れたり、そのままちびちびつまんだり。いろいろな楽しみ方ができます。
せいろ蒸しの加賀野菜と台湾ソーセージの割包(グァバオ)、五郎島金時の花捲(うずまき模様のふわふわパンみたいなもの)。
台湾と日本のよいとこどりをしたような、可愛くておいしい組み合わせです。
デザートには豆花と台湾紅茶。
器使いも一つひとつが素敵だったし、どれもおいしくて満足。
ちょうどキッチンに、前々日の四知堂 kanazawaディナーでお会いしたスタッフさんもいらしていて、少しお話できてうれしかったです♪
台湾で食べる朝ごはんとも日本旅館の朝ごはんともまたひと味違う、うつくしく洗練された朝食体験。
金沢を再訪するときはこのホテルに泊まるつもりなので、いつかまたこの体験ができることを楽しみにしたいなあと思います。
さて、身じたくをしてホテルをチェックアウトした後は、金沢駅で最後のおみやげ探し。
帰りのお弁当もちゃっかり購入して、関西方面に帰る友だちと「またすぐ会おうね」といって別れたのでした。
私の行き先は、実家のある新潟。次回の記事から新潟編スタートです♡
つづく!