レトロ建築&カフェも楽しめる臺灣新文化運動紀念館(旧台北北警察署)
ある週末の一日を記録しています。
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カルフールで買い物(ワインとウイスキー!)をした後、おうちに帰る前に立ち寄った臺灣新文化運動紀念館(旧台北北警察署)。
ここは日本統治時代に警察署として使われていたそうで、レトロモダンな建築様式はそれだけでも見どころにあふれています。
入場は無料でした。館内は資料展示スペース、シアタールーム、カフェに分かれていて、ゆっくりと見学することができます。
警察署時代の拘留室や水牢などもそのまま残されているのが興味深いです。
水牢はイラストつきの説明文もありましたが、想像するととってもこわい…!
中央には監視台も。ここからすべての拘留室を監視できるつくりになっているとのこと。
昔は警察署で、今は台湾の人たちがどんな風に植民地時代を生きたのかが分かるようになっています。
日本統治時代に建てられ、今では台北市指定遺跡としてたくさんの人々が足を運ぶこのスポット。
ほかにもたくさんの資料や映像から、昔の台湾のようすを垣間見ることができます。
日本人としては、ただ楽しむというよりも、いろいろと考えさせられる部分があるかもしれません。
常設展示のほか、企画展が行われていることもあるようです。
修復工事のときの資料が展示されているお部屋もあったりするので、建築が好きな方にもおすすめ。
個人的にお気に入りのスポットは、2階部分につづくこの階段があるホール。
大好きな台南市美術館を思い出す、円柱の柱と独特の装飾スタイル。
窓の形も可愛くて、こんなデザインのおうちに住みたい…!
(旧ブログに紹介記事があります→久しぶりの台南グルメ旅〜台南市美術館一館でアートと建築にうっとり〜)
2階は開放されていなかったのですが、階段の上のほうまでは行くことができます。
館内にあるカフェ「八斤所(8Jin Café)」は雰囲気がよくて、ちょっと休憩するのにぴったり。
カフェではこだわりの水出しコーヒーをはじめ、台湾茶や軽食、デザートなども味わえます。
台湾人アーティストの手がける限定アイテムは、おみやげにするのもいいかも?
何回も建物の前を通っていたけれど、実際に中に入ったのははじめて。来てみてよかったです♪
旅行者の方はもちろん、台湾在住の方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
臺灣新文化運動紀念館(旧台北北警察署)
住所 台北市大同區寧夏路87號