2024春節(旧正月)のお休み、我が家の過ごし方【台南生活】
台湾においてもっとも重要な一年の始まりである、春節を迎えて今日が4日目。
この3日間、私たち夫婦もお休み気分でのんびりと過ごしていました。
除夕(日本でいう大みそか)は台北から遊びに来てくれていた知り合いの方と一緒に夜ごはん。
時間が読めないからお店は直前に決めよう、ということで夕方に候補となるお店いくつかに予約の電話をかけてみたのですが…営業していないお店が多いこともあり、そもそも電話がつながりません。そこからいろいろ探して片っぱしから連絡してみるもなかなか予約できるお店が見つからず、最終的にはじめて行く熱炒(台湾式居酒屋)に落ち着きました。
私たちが訪れたのは「弘 生魚片」というお店。店名にもなっている「生魚片(お刺身)」のほか、海鮮料理や炒めもの、揚げものなどカジュアルな台湾料理を味わうことができました。台北から来たゲストの方にも、台南名物の「蝦卷(海老のすり身揚げ)」を食べてもらえてよかったな。
その夜はいくつかの観光スポットや繁華街を通ったのですが、人がほとんどいなくてひっそりとした雰囲気。みんな家族や親戚とあつまって、おうちでゆっくり食事を楽しんでいたのでしょう。
私たちのお店となる場所からすぐ近くの國華街沿いにある、西門浅草青春新天地。
昼間はたくさんの人であふれかえる観光ストリート、この日の夜は誰もいませんでした。
台南で除夕を迎えるのははじめてだったのですが、こんなにも街が静かになるのだなあと驚きました。来年もし外で食事をすることになるなら、お店は早めに予約しておこう…!
なんならバーにも行こうと思っていたけれどあまりにもお店が営業していないので、あきらめて帰宅。
翌日、初一と呼ばれる旧正月の初日は、安平エリアに行ってみることにしました。
まずは大好きな阿財牛肉湯でお昼ごはん。牛肉湯に牛腩麺(牛バラ肉のスープ麺)、牛肚(トリッパ)の煮込み、空芯菜を食べながらビール、何度食べても最高…!
食後に安平老街を歩いてみましたが、今まで見たことないくらいの混雑ぶりにびっくり。安平開臺天后宮の参拝も大行列していました。前日の静けさがうそのよう。でも、観光地はやっぱり人が多いほうが活気があってワクワクします。
ドライフルーツのお店に立ち寄ったり、名物の海老せんべいを買ったり、路地を散策したりして楽しみました(安平エリアについてはまた後日、詳細記事をアップします)。
夕方は久しぶりにスシローに行ってお寿司を軽くつまみながら日本酒。期間限定メニューのたらの白子軍艦、アジのごま味噌づけもなかなかおいしい。
その後は武聖夜市へ。夜市は春節期間もずっと営業しているという前情報があったので訪れたのですが、ここもやはり多くの人々で賑わっていました。
揚げた臭豆腐や葱油餅などを食べてから、射的やピンポン玉投げなどのゲームで遊んで小一時間。戦利品のトトロの白いやつ(まあまあ大きいぬいぐるみ)を抱えて帰宅しました♪
旧正月の2日目、初ニはドライブがてら、少し離れた下營という場所に行きました。期待していた年貨大街(旧正月のための食材やアイテムを買える屋台街)はあまりパッとしなかったものの、中心にある大きな寺廟、下營北極殿を参拝できたのはよい経験でした。
帰る前に、北極殿の近くにある小さな食堂?でランチ。台南グルメの鍋焼意麵に牛肉燴飯、素朴だけれどなかなかおいしかった♡
その日の夜は、保安路に新しくオープンした四川風火鍋専門店でディナー。四川出身のオーナーさんが開いた辣一間川味麻辣火鍋というお店、食材もスープも本格的でリピート決定!
ここもまた別の記事で詳しく紹介するつもりです♪
帰り道にランタンフェスティバルが行われている三郊鎮港海安宮に立ち寄ってみることに。
色とりどりの燈籠が暗い夜空に映えて、とってもきれいでした。
そして3日目の初三は台南の街なかを散策しつつのんびり。ランチは洋食の気分だったので、PIZZA ROCKへ。ビール片手に焼きたてピザを味わって、幸せな時間を過ごしました。
午後から夕方にかけては新しいお店の構想を練りつつ、ああでもないこうでもないとふたりでおしゃべり。今いちばん悩んでいるのは店名なのですが、やっと決まりそう…!
春節期間にはごみ収集がストップするため、この数日はずっと外食つづきでした。翌日からはごみを捨てられる!ということでこの日の夜からやっとおうちごはん。遅い時間まで話し続けていたせいでちゃんと料理するのが億劫になり、結局もんじゃ焼きに。
簡単なおつまみとともに、明太子ともち、チーズのもんじゃ焼きをばくばく。カロリーは気になるところですが、おいしかったのでよし!
そんなこんなであっという間に過ぎた3日間、お出かけもおうち時間もバランスをとりながら楽しめてよかった♡
台湾のカレンダー的には明日までお休みですが、私たちは今日からいつもの生活に戻ります。