リニューアルした初魚 鮨 泰順街で、秋のお寿司コースと日本酒【台北・大安美食】
リニューアルオープンしてからしばらく行けていなかった、泰順街の初魚 鮨でコースディナーを楽しんできました。
旧ブログの記事もどうぞ→初魚料亭でお寿司のおまかせコースディナー
まず外観から、全然違う雰囲気になっていました! これは期待が高まりますな。
店内はカウンターのみ(予約時に写真を撮らせてもらったものです)。
2つに分かれていたカウンターがひとつになって、明るく広々とした空間に!
コース開始の時間帯により2つのブロックに分けられていて、私たちは夜の部18時半スタートでした(この時間だと後のお客さんが入らないので、比較的ゆっくりできるそう)。
公式サイトから予約できます→https://www.chu-yu.com.tw
席につくとすぐに、もずくのお通しからコースが始まります。
シマアジ握り、カンパチ握りと続き…
合間には茶碗蒸し。ふかひれ入りで、和風だしなのがちょっと不思議な感覚。
今回お酒は、ファーイーストの東京ブロンドをチェイサーがわりにオーダー。
日本酒は、いただきものの大嶺3粒 火入れ 愛山 四合瓶を持ち込みました♡
冷やして飲みたいときは、氷の入った酒器も用意してもらえます。
ホタテを揚げて、まわりにたらこをまとわせて海苔ではさんだもの。
ビールがあってよかった!
カンパチのお刺身を食べた後に、さっそく中トロも登場。
はあー、おいしくて幸せ♡
コースの途中で、スペシャル食材の案内があります。
その日によって食材や調理法は違いますが、だいたい3〜4種類くらいから選べる感じ。
食べたいものがあればここで追加オーダーも可能です。
お腹いっぱいになるのが分かっているので、私たちは今回はスルー。
松葉ガニがあれば食べてたのにな…といっていたら、ふつうにコースで出てきました♡
秋の味覚シリーズがこのあたりからどんどん出てきます。
次はいくらのせごはん。
台湾に来てから大好きになった、胭脂蝦と呼ばれる海老。おぼろ昆布によく合う!
そしてまさかのサンマ握り! 秋のお寿司、やっぱり最高ですな。
けっこう満腹になってきたな…というところで、大トロも登場。
そして穴子の唐揚げをひと口。生ものばかりでなく、こうして途中で一品料理があるのもうれしいものです。
定番のうに、今回は海苔なしで。
最後はサバの棒寿司。
お刺身を冷燻してからサーブしたり、備長炭で表面を焦がしたり、ちょっとしたパフォーマンスを目の前で楽しめるようになったのも、以前ではあまりなかったこと。
日本で人気のお寿司屋さんとかも、だいぶ研究しているんだろうな…!
秋から冬にかけての日本を思い出すような食材をいただくことができて、ほんとうに幸せなひとときでした。
日系のお寿司屋さんと比べると半分以下くらいの予算なのにこんなにおいしいのは、すごい。
お酒好きにとっては、持ち込み料金が安い(グラス一杯につき100元だけ、ふたりで200元)のも魅力的です。
路面店が好きな私たちは、ひたすら泰順街にばかり来ているけれど…いつか機会があればほかの支店のコースも味わってみようと思っています。
初魚 鮨
住所 台北市大安區泰順街2-2號
ちなみにこの後、満腹だけれど飲み足りない私たちは、お友だちが営むおでん屋さんに立ち寄りました。
大安エリアにある日式おでんのお店、佃権関東煮。ユニークな店主さんにおいしいおつまみとたくさんの日本酒。
ついつい飲みすぎてしまうけれど、楽しくて大好きなお店です。
この日もこぢんまりとしたカウンター席に座って、のんびり日本酒を飲みながらおしゃべり。
日本酒ばかり飲んでいると酔うのが早そうだから、おつまみもね…と、おでんを少しだけいただきました。
あとは鮭とばも。
お酒のグラスが空くと次が注がれて、エンドレス。
お会計した後も白子をもらったりして、また飲む…というその繰り返し!
土曜の夜だからこそ、翌日を気にせずこんなやんちゃな過ごし方ができるというものです。
台北のおいしいお寿司屋さん、もちろんここもおすすめ。