2022-03-10

台北・北投温泉の観光スポットめぐり♪北投温泉博物館ほか周辺をぐるり散策

北投の日勝生加賀屋に宿泊した翌日。

朝ごはんを食べてチェックアウトした後、帰る前に周辺を散策することにしました。

前日の記事はこちら↓

以前北投に来たときは、どこもコロナの影響で入場できない&臨時休業のスポットが多くて悲しかった…!

今回はどこもふつうに営業していて、日常が戻ってきてほんとうによかったなと思いました。

まず足を運んだのは北投温泉博物館。

台北・北投温泉博物館の外観

温泉博物館は、「世界でもっとも美しい図書館」ランキングで取り上げられた、北投図書館の隣にあります(私たちは前回訪れたので図書館はスルー。建築がとてもうつくしいので一見の価値あり)。

台北・北投温泉博物館の入り口

以前はこの博物館にも予約なしでは入れないと言われたのですが、今回はふつうに入館できました。

入り口でQRコードと体温のチェックを受けて、スリッパに履き替えて中へ。

1913年に日本の温泉公共浴場を模してつくられたこの建物は長年放置されて荒廃していましたが、現在は保存・修復されて、北投の歴史を伝える重要な建造物になっています。

もともとの建築設計を手がけたのも、日本人なのだそう。1階はレンガ造り、2階は木造で和洋折衷のデザインです。

館内に足を踏み入れて最初に目にとびこんでくるのは、畳敷きになった広いスペース。

台北・北投温泉博物館の館内

夫は日本家屋が好きで、日本はもちろん台湾でもこうした日式木造建築&外に開かれた場所に来ると、「ああ、日本家屋に住みたいなあ」といつも言っています。

風が吹き抜けるこのつくり、たしかに気持ちがよいですものね。

展望テラスからは、緑あふれる風景をゆっくりと眺めることができます。

台北・北投温泉博物館の館内

1階の中心部は男性専用の大浴場として使われていたのだそう。

こんな場所で入浴を楽しめるなんて、贅沢だわ…と思ってしまいます。

台北・北投温泉博物館の館内

博物館系は、展示内容よりも建築にひかれがち。ここもレトロなステンドグラスがとても素敵♡

台北・北投温泉博物館の館内ステンドグラス

日本でユニークな温泉スポットというと、四国にあるアートな直島銭湯が思い浮かびます。

ここは館内で温泉に入れるわけではないのですが、銭湯のつくりを生かした展示は見どころいっぱい!

台北・北投温泉博物館の館内デコレーション

当時、女性は個室の小さな浴室での入浴のみ許されていたのだそう。

台北・北投温泉博物館の館内

古いタイルや洗い場などはそのまま残されていて、好きな場所で写真撮影を楽しむこともできました。

台北・北投温泉博物館の館内

昔の北投周辺のようすが分かる写真もたくさん展示されています。

台北・北投温泉博物館の館内

日本の温泉文化が、台湾にも昔から伝わっていたと思うと、なんだか感慨深いなあ。

台北・北投温泉博物館の館内

温泉博物館を後にして、水着で入れる北投公園露天温泉浴場をちら見しながら次の場所へ。

北投梅庭というビジターセンターがあったので、立ち寄ってみました。こちらも日本式の木造建築。

ちょうど館内では企画展が行われていて、無料で鑑賞することができました。

台北・北投温泉中心部にある梅庭の企画展

植物や動物をモチーフにした作品はこの建物のテイストにもよく合っていて素敵♡

台北・北投温泉中心部にある梅庭の企画展

その名前のとおり、建物の周辺には梅の木が植えられているのでした。

台湾はあたたかすぎて、もうほとんど葉っぱだけになっていましたが…満開の頃は、すごくきれいなんだろうな。

台北・北投温泉中心部にある梅庭の外部分

最後に、以前はコロナのため入場することができなかった地熱谷へ。

台北・北投温泉中心部にある地熱谷

ようやく来れた…と思ったのもつかの間、こちらは現在大規模な修復の真っ最中。

もくもくと湯けむりの立ちのぼる風景は見られたものの、遊歩道は工事のために通行禁止となっていて残念。

台北・北投温泉中心部にある地熱谷

この修復が終われば、遊歩道に沿って源泉をぐるりと一周できるようになるみたい。いつかリベンジで再再訪したい…!

ひとまずこれで、北投の主な観光スポットはすべてまわれたはず。満足して、自宅へと戻ったのでした。

MRTでさくっと行ける近場の温泉、やっぱりいいなあ。

また機会をみて日帰りor 泊まりで楽しみたいと思います♡

本ブログは下記ランキング参加中です!

「参考にしたい」「おもしろかった」と思っていただけたら
下のバナーをクリックしてくださると励みになります♡

↓台湾情報がたくさん↓ にほんブログ村


↓台湾情報、こちらもどうぞ↓ 人気ブログランキング



台湾食材オンラインショップ「Taiwan Naturel by ARIORI」、リンクはこちらから。

ウェブマガジン「旅のあと、ふたりのレシピ」、リンクはこちらからどうぞ。

関連記事
error: