春節の準備をする人々でにぎわう台北・南門市場でお買いもの
前回の記事はこちら。
迪化街エリアを散策した後は、買い出しも兼ねて南門市場へと向かいました。
午前中で終わってしまう市場も多いなかで、夕方まで営業している屋内型の南門市場はありがたい存在(早起きは苦手な私たちふたり)。
場内には服や雑貨のショップが並ぶフロアがあるほか、2階部分は小さなフードコートのようになっています。
一般の食品フロアには、青果店、鮮魚店、乾物やスナックを販売するお店、そのほかいくつかのお惣菜ショップなどが集まっています。
台北市内では比較的きれいで物価も高めな南門市場、私はわりと好き♡ 金華ハムやフカヒレなどの高級食材に乾物いろいろ、点心類、火鍋の食材も豊富です。
観光スポットの中正紀念堂から近いこともあり、コロナ以前は観光客が多かったであろうこちらの市場。現在は地元の人たちで賑わっています。
南門市場はもともと別の場所にありましたが、建物の老朽化によって取り壊されました。今の場所に移転後、中継市場として営業が続いているのだそう。
新しい市場は来年末にもできるといわれていて、そちらのオープンも楽しみです♪
場内には、春節飾りや紅包などのお正月アイテムを販売するお店ができていました。
南門市場の名物食材といえば、蛋餃。卵の生地でひき肉あんを包んで餃子のような形に焼いたもので、台湾の火鍋には欠かせない食材です。
その場で焼き上げるあつあつの蛋餃はとてもおいしそう!
この日は、いつにも増してたくさんの人々が蛋餃を求めて行列に並んでおり、その列が市場の外まで続いていてびっくりしました。
店頭に並ぶ食材もいつもより豪華だし、お惣菜屋さんや火鍋食材店などもとにかくたくさんの人、人、人。
こんなに混んでいる市場、はじめて見た…!
お惣菜エリアもチェック。上海にいたときにも食べたことのある、八宝飯(ライスケーキ)を発見♡
この日は外に食べに出ることになっていたので、お惣菜のテイクアウトは残念ながらできず…。
とはいえ春節期間は市場がお休みになってしまうこともあり、翌日以降のおうちごはんのための食材を買っておこうとこの市場へやってきたのでした。
お肉屋さんでは、かたまりの豚バラと豚タンを購入! 塩漬けしておいて、台湾料理デーに解禁する計画を立てました。
市場ではつくりたい料理をいうと、それに合わせた部位を出してくれて、スライスや筋きりなどもしてもらえます。
ほかのお店では、鶏の手羽、脚、もも肉を購入しました。
この日は魚介類は買いませんでしたが、店頭に並ぶお魚も春節仕様になっていて、豪華な種類の一匹ものがずらり。
以前、台湾の高級魚として教えてもらった&食べさせてもらった鯧魚(マナガツオ)も見かけました。
八百屋さんでは、おうちにない野菜や果物を少しずつ調達。
久しぶりに新鮮なクレソン?せり?も見つけて、ふたりで大よろこび♡
店員さんに中国語ではなんていう野菜?と聞いたら、「西洋菜だよ」と教えてくれました。
今の季節ならではの食材を安く買えるのも、市場の醍醐味ですな。
重い荷物をかかえた私たちは、タクシーで帰宅するのでした。
春節の振り返りは、まだまだつづきます!